ひとりごと

ソロキャンとグルキャンとファミキャンと

私はひとりでキャンプをするのが好きだ。

それは世間から見るとそれなりに珍しいことらしい。

ここ数年でSNSを中心に一気にソロキャン仲間が増え、

バイク雑誌のキャンプ特集が増えたりワークマンが人気になったり=世の中にアウトドアブームが来て、

夏も冬もそれなりにキャンプを重ねながらホクホクと暮らしてきたので、

なんでだろう、勝手にメジャーな趣味なんだと思いこんでいた。

この間会社の先輩に

「今週末キャンプなんですよね」

なんて話したところから

「え?ひとり?」

「え?大勢で行くときもそれぞれテント張るの?」

「え?料理も全員バラバラに作るの?」

なんて具合だった。

幸いなことに先輩はすごくいい人なので、

「高木さんのそういうところ好きやわ〜」

なんて私の趣味を落とすことなく、気持ちよく会話を終わらせてくれた。

(いつもそう。先輩、天使)

ガガガーン

ソロキャンってそんなに珍しい…??

なんで今までソロキャンがそこまで珍しくない思っていたのかっていうと、理由はたぶん2つある。

ひとつはネガティブなやつ、ひとつはポジティブなやつ。

ネガティブなやつから話そう。

シンプルに友達が少なかった、から。。。

うぅ………。

言ってて悲しくなる。

でも本当なのだ。

先に言い訳をすると、もちろんひとりが好きだから、たくさんの友達は必要なかったのだ。

でも紛れもない事実として、とにかく友達が少なかった。

大半の日本人が人生で一番ウェイする大学生時代、

超ネクラメンヘラ美大生だった私はサークルなんてもちろん入っていなかった。

たぶん友達とキャンプに行く大学生ってサークルのメンバーで夏合宿とか、そういうやつだよね?

違ったらごめんなさい…。

とにかく、そういうキラキラ明るい学生生活を送ってこなかった。

だからキャンプにはまったきっかけはツーリング中の宿代を浮かせるっていう世知辛い理由からだし、

夫と二人でキャンプに行くことはあっても、家族以外の友人と、大人数でひとつのテントを持ってキャンプへ行ってみようなんて、考えたこともなかった。

本気で、思いつかなかった。

いやマジで。

そうか…。

友人とキャンプをするとき、テントは一人ひとつじゃないのか。

そりゃそうか。当たり前だ。

(余談だけど、少し前に団体キャンプを初めて経験したら性に合わないなあと感じたので、結果オーライということにしておく)

ふたつめ、ポジティブなやつ、

特にここ最近、ツイッターのおかげで類友がたくさんできたこと。

ほんとSNSのある時代に生まれてよかった〜〜〜!!!!

ソロキャンが好きな人たちだから毎週末集まって遊ぶなんてことは100%あり得ないんだけど、

気の合う仲間が日本のどこかにいるっていう事実は心の支えになる。

年に一回ぐらい集まってキャンプすれば最高である。

集まらなくても、頻繁に誰かがキャンプをしている様子を見て気持ちが高まる。

いい情報をゲットできる。

やりたいことが増えて、自分のキャンプの幅も広がる。

どんどん濃くなる自分の心の中のキャンプフィールドが心地よい。

早く薪燃やしてぇ〜〜〜!!!!

…だけどこれってSNS文化のよくないとこでもあるなってのは思ってた。

そして今回の「ソロキャン勘違い事件」で改めてそうだなって。

周りがみんな自分に似た人だから、他の意見が耳に入らないのよね。

お互い褒め合う、高めあう関係ならいいんだけど

これが、自分と違う意見の人を排除するような方向へ進んだ時、暴走しちゃう。

よく見る「昔は穏やかだったのに、最近偏った意見しか言わない攻撃的な著名人」って、そういう状況なんじゃないかしら。

それに気がついてからは

嫌だなァ〜、怖いなァ〜、

って思って全然違うジャンルの人をフォローしてみたり、

人をウォッチする用のアカウントを作って眺めてみたり、

自分と違う意見の人もいるんだってことを意識するようにしてるんだけど、

やっぱりそう言いながらも、偏っちゃうよね。

だからせめてその時に冒頭の先輩みたいに、

「あなたのそういうところ、好きだよ」

とまでは難しくても

「そういう考えもあるのね」

って感じられる、

そういう人間に、私はなりたい。

グルキャンとファミキャンと、それからソロキャン

みんな違って、みんないい。

はるを

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