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【女子キャンプの防犯】女性がソロツーリング&ソロキャンプをする際に気を付けた方が良いこと5選

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女性ひとりでツーリングやキャンプをする方が増えてきました。
最高の趣味なのでこれからもどんどん人口が増えるといいな、と思うと同時に…楽しいばかりではなく、危険な一面もあるのがこの界隈だと思っています。

女性である以上、どんなに鍛えても体力的・筋力的に男性に劣ります。これだけは事実で、どうしようもないことです。(プロのスポーツ選手ぐらいになると違うかもしれませんが)
性犯罪だけでなく、単純な窃盗目的であっても、男性よりも女性の方が狙われやすい傾向にあるでしょう。

もちろん犯罪者がいなくなるのが一番助かるのですが、どれだけ治安が良い国であっても、ゼロにはなりません。
そこで大切なのは、各々で気を付けること…つまり、自衛なのではないかと思います。
ということで、今回は私自身がソロツー&キャンプへ出かける時に気を付けているポイントを5つご紹介します。

※気を付けていても被害に遭ってしまうことはあります。
被害に遭われた方が悪いわけではありません。悪いのは間違いなく、当然に、加害者です。
今回の記事の内容は、あくまで私自身が行っている「被害に遭うきっかけを減らすため」の工夫です。

位置情報は出さない

ソロ行動中は、リアルタイムな位置情報がわかりにくいようにSNS投稿しています。たぶん一番気を付けているのはコレ。

もちろん文字情報だけではなく、写真に関しても。
飲食店での食事風景、駐輪場に停めた愛車、道の駅で買ったお土産など……便利な世の中なので、調べれば一発で場所がわかってしまいます。
キャンプに関しては特に気を付けていて、翌日撤収するまで、サイトを特定できる可能性がある写真は投稿しないようにしています。

例外があるとすれば、モーターサイクルショーやミーティングなどのイベント時。
その場のテンションや盛り上がりを共有したくて、リアルタイムで投稿することが多い気がします。

ちなみに、「それならSNSなんてやめろ」なんていうのは勘弁してください。
SNSを通じて仲良くなった友人とか、お付き合いが始まった仕事とか、お気に入りスポットや道具などなど、かけがえのない物がたくさんあるんだから。

そして、私のフォロワーさんに悪い人がいるとは思っていません。むしろいつも応援してくれる暖かい方ばかりだと思っています。
しかしSNSの投稿は、フォロワーさんだけではなく全世界に公開されるもの。
なんなら位置情報に関しては、男女問わず誰もが気を付けるべきことだと思います。

周りのキャンパーと必要以上に距離を縮めない

申し訳ないのですが、ソロキャンプ中の特に1日目、他のキャンパーと必要以上に話さないことにしています。
だって、周りのキャンパーがどんな人間かなんてわからないんだもの。
運が悪ければ想定しないぐらい距離を縮められてしまい、性犯罪などに繋がってしまうこともあるでしょう。(このタイプの事件は実際に起きています)

ひと晩明けて朝になれば、ホッと安心。周りの方と挨拶をしたり、世間話をしたりすることもあります。
皆さんほとんどが良い人ばかりで「昨晩は申し訳なかったな…」とも思います。しかし自分の身を守るため、夜に気を抜くわけにはいかないのです。

……っていうか、ひとりが好きでソロキャンプに来ているのだから。良く解釈すれば、ひとりの時間を大事にしていると言い替えることもできるのかもしれません。

枕元にはライトとスマホ

就寝する際、何かあった時にすぐに明かりをつけて助けを呼べるよう、手が届く場所に懐中電灯とスマホを置くようにしています。

ナイフを置くという方も多いようですが……ここ最近私が置くとしたら、ハンマーぐらいかな、なんて思ってます。
なんでかというと、刃物の扱いに慣れていないから。(ハンマーの扱いに慣れているという意味ではない)

間違えて自分が怪我をする可能性もあるし、逆に加害者に奪われた場合、取り返しがつかないことになりそうな気がするんです。(ハンマーなら奪われても良いという意味ではない……)

色々考えているのですが、一番良いのは防犯ベルかもしれません。
周りのキャンパーに手っ取り早く異常を知らせることができるし、身の危険少なく加害者へ威嚇することもできます。

テントが簡単に開かない工夫

テントの入り口付近に荷物を置いてバリケードのようにしたり、インナーテントのチャックを紐で結んだりしています。
自分以外の人間が出入りするのに手間取る仕組みを作ることで、万が一の時に逃げたり、助けを呼ぶための時間稼ぎ(が、できたらいいなぁ…)です。

女ひとりってことを悟らせない

ほぼすべてのキャンプ道具をグリーンで揃えています。外から見る限りでは、女ひとりで来ていることはわかりにくい一式だと思います。
偶然にも私の好きな色がグリーン&イエローだったので実現していることですが…。

とは言え、、、、やっぱり、好きなギアを使ってキャンプをしたいっていうのは、当たり前のことだと思います。
インフルエンサーのキャンパーの女性の中には赤やピンクのテントで過ごされている方もいるので、私が警戒し過ぎという部分もあるかもしれません。

なんでこんなに警戒しなきゃいけないんじゃ~~~!

男性の中には「なんで男ってだけで、こんなに警戒されなきゃいけないんだ?」と思う方も多いでしょう。
そりゃそうだ。理不尽ですよね、わかる。

ただ同時に、我々女も「ひとりで遊びたいだけなのに、なんでこんなに警戒しなきゃいけないんじゃ~~~~!!!」って憤っています。

誰が悪いんだ?っていうと、誰も悪くないんです。本当に。強いて言うなら加害者でしょうか。

いつか警戒ゼロでもひとりでバイク&キャンプを楽しめる日が来るといいな、なんて思いますが、たぶん無理だろうなぁ。日本って今でも十分すぎるほどに治安が良いんだもの。
悪い人って、本当の本当に一部の人だけです。

ただ、最後にひとつだけお願いしたいこととしては…

これを読んだ男性の方、仲良くしたかっただけだとしてもソロキャンプ中の女性のことはそっとしておいてもらえると嬉しいです
我々はひとりの時間を楽しむために来ているのです。
(人にもよりますが、翌朝、挨拶ぐらいであれば嫌がられにくいとは思いますよ。)

皆さまご安全に、良い旅を。

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