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ハイゼットトラックジャンボ エクストラに2か月乗ってみての感想まとめ(10か月乗っての追記あり)

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早くもハイゼットトラックを買って2か月が経ちました。
ビックリですね~。

乗っている中で良いこと悪いこと、いろいろ感じたのでまとめておきます。

(2023年1月 10カ月乗って季節を1周した感想も追記しました)

良かったこと

軽トラを買って良かったことと、ジャンボエクストラを買って良かったこととがあります。
ふたつが混ざっちゃいますが、実際に使ってみての感想と言うことでご容赦ください。

バイクを積みやすい(追記あり)

もともとは軽バンを検討していたところ、血迷って購入した軽トラでした。


バンと違って屋根がないので、頭をかがめながら押したりミラーを畳んだりする必要がありません。
後部座席を倒してフルフラットにする必要もありません。
シンプルにラダーを引っかけて、押しながら歩くだけ。最高です。

「クロスカブを積んで出かけたい!」という当初の目的をしっかり達成してくれています。

【2023年1月追記】

クロスカブとスーパーカブを2台積み、大人2人で乗ってみました。

原付であれば縦に並べて2台積めますが、後部のあおりは閉まりません。
チェーンで固定して開きっぱなしにしてもよいのですが、バイク以外の荷物が落下するのが怖かったため、写真のようにロープで固定して走りました。

このまま2週間程度の旅行をした感想としては、荷物を積むのも大変だし、結構窮屈…!
そして所詮は軽トラのパワーなので、特に坂道は全く登らなくなりました。

しかし軽自動車に原付2台積んで出かけるって、そもそも軽トラ以外は不可能ですもんね。十分十分。

カブ2台の積載方法って需要あるのかしら?
そのうち紹介記事を書いてもいいのかもしれませんね。

シートの座り心地が軽トラじゃない

普通の軽トラの座席は、床面と壁に座布団みたいなクッションが張り付けられているだけ。ちょっきり90度からほぼ調整がききません。

対して、ジャンボ エクストラの座席はコレです。

乗用車と同じような形のシートがついています。
クッション性がある&身体がブレにくいので、運転中の疲労の少なさは軽トラとは思えないほど。
数百キロ走ってもほとんど疲れませんでした。

シートの布の質感は、まぁ……可もなく不可もなく。

ちなみに、座席はわりとしっかり倒せます。
普通に運転している時がこれぐらいの角度だとしたら…

最大ここまで倒せるんです!

仮眠ぐらいなら余裕ですね!

座席裏にカバンを置ける

背中の後ろのスペースがちょっと広くなった分、運転席の裏に物置スペースがあります。
それがここ。

助手席に人が乗っている時は、カバン置き場として大活躍してくれます。
普通の軽トラだったら、助手席の人の膝の上に持ってもらうしかないんですよね。

この物置スペースのおかげで 業務用車としてだけではなく、プライベートでも使うことができます。
ちょっとした違いなんだけど、物置の有無は大きく満足度に関わっています。

操作感のある運転が面白い


もともと運転が好きなためMT車を購入しました。
これが大正解で、本当に面白い。

他の車にあまり乗ったことがないため なんとも言えないのですが、
軽トラってギア比が低めだからか、ちょっとでも下手にシフトチェンジすると露骨に「ヴォーン!」って大きな音が出たり、ガコンって揺れたりします。
ピッタリにあわせてシフトチェンジするのが難しい…けど、徐々に感覚がつかめてくる感じが面白い!

またギア比&パワーのなさから頻繁にギアチェンジをする必要もあるのですが、操作感があってすごく好きです。

毎回集中して運転する必要があるので、安全運転にもつながっているような気がします。

ちなみに燃費は大体17km/Lといったところ。(エアコンなし)
思っていたよりも良いけど、普段カブに乗っているとどうしても悪く感じてしまいますね…。笑

4WDしか勝たん!(追加分)


我が家のハイゼットトラックはパートタイム4WD。ボタン一つでオンオフできます。(軽トラなのにボタン!って最初は驚きました)
前後タイヤの回転差を調整する機能がなくて安定しないので、普段は2WDで走って必要な時だけ4WDに切り替えるというものです。

今時キャンプや林道以外で未舗装路を走る機会なんてないので、4WDを買ったメリットをほとんど感じていませんでした。

ところが、冬の北海道へ出かけたときに大活躍。主に雪や凍結上での発進時、安定感と滑らなさが段違いでした。
もちろん過信は禁物ですが、頼もしさに「4WDしか勝たん~~~!」と歓喜しました。

悪かったところ

良かったところと同様に「軽トラだから」「ジャンボエクストラだから」悪かったところがあるので、どちらも書かせてください。

ボヨンボヨンとよく揺れる

比べる対象の車が我が家のメインカ―、ホンダCR-Zということもあるかもしれませんが…

ハイゼットトラックは路面のギャップを踏むと「ボヨン」とよく揺れ、車体の軽さからふらつきも多い。横風の影響もすごく受けます。
車酔いしやすい方が助手席に乗ると辛いかもしれませんね。

多少豪華な装備になったとしても、結局は軽トラなんだな、という感じの乗り心地。
ラグジュアリーな乗り心地を想像したらすごくガッカリすると思います。

パーツひとつひとつが安っぽい(追記あり)

私自身はあまり気にしていないのですが、パーツに安っぽさがあるのは否めません。

例えば…
ドアの軽さ、スピーカーの音質、サンシェードがペラペラ、エアコンにオートモードがない、など。

乗り心地と同様に、「多少装備が豪華になった軽トラ」ということで割り切れる人でないと不満に感じてしまうかもしれません。

【2023年1月追記】
見た目には安っぽいエアコンですが、真夏も真冬も意外と効くので驚いています。
昔の実家の軽バンは、夏にエアコンをかけても一生涼しくならなかった記憶があるのですが…。

古いシステムでも中身はちゃんと新しいんですね。

荷台が短いデメリット(追記あり)

運転席のスペースが広い分、ジャンボの荷台は1650㎜とスタンダードよりも290㎜短いのです。
荷台が小さいとその分の不便さがあります。

具体的には、中型バイクの積載にかなりのコツが必要になります。
小型バイクであるクロスカブでこの通り、ななめにしてちょっと余るぐらいの積載感です。

私の技術ではセローをギリギリ積めるかどうか。ヴェルシスとなれば絶対に無理!
ということで、特に大型バイクのトランポを探している方には断然スタンダードがオススメです。

荷台はこんな感じ。ゴムマットを敷いています。

真ん中付近は運転席の荷台下がくり抜いてあり、フロア長はなんと1990㎜とたっぷりあります。
ハシゴや木材、草刈り機などを寝かして置けるので便利ですね。

【2023年1月追記】
現在は荷台に滑り止めを敷いて板を置き、その上からさらにゴムマットを敷いています。
このおかげで荷台は凹凸がなくなりフルフラットに。バイクを積むにも荷台泊するにも助かっています。

板はカインズで910mm × 1820mmを2枚購入し、1400㎜ × 900㎜ぐらいに切ったのを敷いています。
通常軽トラと比べて荷台が短いとはいえ、カブを2台積めることがわかったので十分満足しています。

ライトのタイミングが気持ち悪い

ジャンボエクストラはなんと、灯火類がLED&ヘッドライトのオートモードがついています。
……が、オートモードが気持ち悪い。

この問題は、ジャンボエクストラに限らず他の車種にも共通していることです。

なにが嫌かって、オートモードではハイビームまでが自動で切り替わるのです。
購入前に説明を受けた時は「便利だな」って思ったんだけど、実際に使ってみると欲しいときに切り替わらない、いらない時にハイビームといったシーンがある。
結局夜に長時間走る時はマニュアルモードにして、自分でライトの操作をしています。

また、ウインカーもタイミングが悪い。
レバーを浅く動かすと3秒だけ、深く動かすとエンドレスで点灯する仕様なのだけど、
浅く動かす時の「3秒」って、どういう根拠で決めた時間なんですかね?

車線変更前のウインカーは「3秒前」に点灯させることが定められているのであって、
「3秒間だけ」点灯させるんじゃ足りませんよね。
自動車メーカーが自ら道路交通法的に間違った設定を採用しているの、どうなんだろう?と思ってしまいました。

一生乗れる車だと思う

私はまだ2か月しか乗っていないため、ハイゼットトラックのすべてを知っているわけではありません。
きっともっとたくさん良いポイントがある車だと思っています。

特にこれから長期間乗っていくにしたがって、一番のメリットである「丈夫さ」を実感していくはず。
今後の人生では農作業や野良仕事をする機会が増えていく予感がするので、一生乗り続けられる車を買うことができたと思っています。

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