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昨晩久しぶりに家族以外の人と会って喋った。
すごく刺激的だった。
自分が自分であるために今できることするべきことは何なのか、ずっと考えながら過ごしていたけど、ちょっとだけ答えが見えてきたかもしれない。
やっぱり今の私は走るのをやめてはいけなくて、身体が動く限りは行かなきゃいけないんだ。
どこへかはわかんないけど、止まってはいけない。
今晩はうってかわって誰もいない。私一人だけ。
ここはとある廃墟の中の広場。
怖くないかと聞かれれば、正直怖い。
何が怖い?
動物か、人か、幽霊か。
動物はたぶん大丈夫。
鹿かイノシシしか出ないだろう。
イノシシは危ないけど、よっぽどのことがない限りこちらへは近づいてこない。
鹿はまったく問題ない。鳴き声だけはビックリするけどね。
じゃあ、人はどうだ。
人は怖い。
すべての動物の中で、悪意を持って近づいてくるのは人間だけだ。
もちろんすべての人がそういうわけじゃない。
ただ、油断は禁物だ。
とはいえこの場所で私が宿泊していることを知っている人は少ない。
人間がほとんど来ない場所なのだ。
幽霊はどうだ。
私自身は無宗教なので、幽霊はいないと思っている。
それでも怖い。なぜか。
全部自分の心の中にいるのだ。
自分の心の中にいる怖いものが、幻覚となって見えている聞こえている(ような気がする)のだ。
結局ひとりぼっちの時、一番の敵は自分自身だ。
久しぶりに再確認できた。
今晩はそれに打ち勝てることを祈りつつ寝ることにしよう。
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