先日、後ろを走っていた夫が気が付きました。
「はるかちゃん。クロスカブ、テールランプ切れたわ」
停車して確認したところ、確かにテールランプは真っ暗。
ブレーキを踏んでも光りません。
「こりゃ切れちゃってますな!」
テールランプが切れたまま走ると、整備不良により道路交通法の違反となります。
第十二節 整備不良車両の運転の禁止等
第六十三条 警察官は、整備不良車両に該当すると認められる車両(軽車両を除く。以下この条において同じ。)が運転されているときは、当該車両を停止させ、並びに当該車両の運転者に対し、自動車検査証その他政令で定める書類及び作動状態記録装置(道路運送車両法第四十一条第二項に規定する作動状態の確認に必要な情報を記録するための装置をいう。第六十三条の二の二において同じ。)により記録された記録の提示を求め、並びに当該車両の装置について検査をすることができる。
道路交通法より(https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105)
罰金や違反点が課されます。
ということで、自分でクロスカブのテールランプの交換をしてみました。
この記事ではその方法をご紹介します。
電球の種類
クロスカブ110のテールランプに使われている電球は、
12V-21/5W
電球内に2本のフィラメントが入っているダブル球というタイプで、
21Wと5Wの2本のフィラメントが入っています。
テールランプは5Wで、ブレーキランプは21Wで光ります。
年式によって形状が違うので注意が必要です。
2018年式の私のクロスカブはウエッジタイプ(差し込み式)。
2018年の途中から?2019年から?
詳細は調べ切れなかったのですが、公式のパーツリストによると途中から円柱の形をした口金タイプのテールランプに変更になっていました。
ぶっちゃけ私は間違えて最初は口金タイプを買っちゃいましたが、店の前で気が付き、ウエッジタイプに交換していただきました。
購入の前に確認しておくようにしましょう。
ちなみに380円ぐらいでした。
バイク用品店で購入したため、ホームセンターへ行くともっとお安く手に入るかもね!
いざ、交換!
それではいよいよ交換しましょう!!
テールランプを見てみると、
ランプの下にネジが2本ついてます。
プラスドライバーではずします。
パカっと開きました。
電球を引っ張ると抜けます。
(口金タイプの方は、押し込みながら反時計回りにひねると外れます。)
上のフィラメントが見事に切れています。見えるかな??
新しい電球を差します。
差す際は電球を手で直接触らないように、手袋などをつけて触ってください。
手の脂がつくと、その部分が高温になって破損する可能性があるそうな。
(口金タイプの方は、先ほどと反対に押し込みながら時計回りにひねります。電球に向きがあるので確認しながらつけてね)
いったんキーをオンにして点灯すること、ブレーキを踏むとブレーキランプも点灯することを確認します。
無事点灯したら、逆の手順でカバーをつけて完成です。
カバーの外周にパッキンが入っているのでなくさないようお気をつけて!
2018年式クロスカブのちょっとした弱点?
後日談なのですが、上の手順で交換したテールランプ、数日乗ったら点灯しなくなってしまいました。
「なんでじゃろ?」と見てみたところ、接触が悪くなっているようでした。
接点復活剤をつけて差し直してみたところ問題なく光っているようなので、長く乗っている方はお気を付けください。
以前から他のクロスカブ乗りの方から
「テールランプに不具合が出る」
とうかがっていたのですが、クロスカブの数少ない弱点なのかも。。。
電球の選び方の注意点でも書いていたウエッジタイプから口金タイプへのマイナーチェンジは、この辺が理由なのでしょうか…?
作業自体はとっても簡単です
バイクのメンテはド素人ですが、テールランプ交換は抜いて差すだけ。
5分ほどで簡単に交換をすることができました。
自分で交換すると、より一層バイクへの愛情が沸いたような気がします♪
最後ではありますが、テールランプは運転中に見えないため、切れても気が付きにくいパーツです。
今回私は運よくすぐに夫が気が付いてくれましたが、ひとりだったら夜になるまで気が付かなかったかもしれません。
街中でテールランプが切れているバイク、意外とよく見かけますよね。
「危ないなあ」
なんて思いながら見ていましたが、まったく他人事ではありませんでした。
乗車前の点検、大切ですね。
みなさんも気を付けましょう~!!