キャンプに出掛けると、
「あ~!忘れ物した~!!」
なんてこと、起きませんか?
私はしょっちゅうあります。というか、マジでいつも忘れ物が多すぎるんですよね。
これまでもガス缶を忘れたり、テントを忘れたり、SDカードを忘れたり…。ほんま大丈夫かいなって。
キャンプを始めたばかりの頃は、当時必須だった着火剤もよく忘れていました。
売店があるキャンプ場だと販売していることも多いのですが、売店のない所だともう。。。ね。笑
張り切って焚き火台を持ってきたのに全然火がついてくれない…なんて半泣きになったこともありました。
ということで、着火剤を忘れちゃったときに代用できるアイテムを検証してみました。
よく見る雑誌などの企画では「そんなもん持ってないよ!」みたいなアイテムが検証されていたりするので、今回は普段から持っている人が多そうな物をチョイスしています。
もしも今現在着火剤がなくて困っているキャンパーさんがいたら、参考になると嬉しいです!
No.1 キッチンペーパー+サラダ油
一番長時間燃えたのはキッチンペーパーにサラダ油を染み込ませたものでした。
作り方は簡単。
キッチンペーパー2枚を半分の半分まで折りたたみ、大さじ1.5杯分ぐらいの油をかけてしみこませるだけ。
その燃焼時間、驚きの4分29秒!
端っこにちょこっと火をつけるだけで燃え始めてくれるのも優秀でした。
No.2 ポテトチップス
自宅にあった食べかけのポテチを使いました。
開けたてホヤホヤのを使えばもっと調子いいかもしれません。
ポテチを焚き火台に出し、火をつけるだけ。
燃焼時間は2分39秒!
見ての通り半分ほど燃え残っているので、その後追加で火をつけたらもっと燃えてくれました。
実際に焚き火をする際はこの上に小枝とか薪とかを乗せると思うので、燃え残る心配はないかな。
引火させるには十分だと思います。
燃え始めれば美味しそうな匂いがしますよ。笑
No.3 ノーマルキッチンペーパー
なにもつけていない、シンプルなキッチンペーパーです。
これも2枚を半分の半分に折りたたんで使っています。
燃焼時間は1分45秒。
焚き火に慣れていない方でも、5枚ほど使えば小枝に引火させることができるはずです。
ただの紙を燃やすだけでもこれだけ長時間燃えてくれるので、着火剤を忘れてしまったとしても慌てることはないと思います。
ティッシュやトイレットペーパーでも似たような結果が出ると思いますよ!(燃焼時間は短くなるけどね)
ランキングは以上ですが…
すみません、ちょっと少ないですよね。わかってます。
というのもよく燃える&多くのキャンパーが漏れなく持っていそうな物って、他に思い当たらなくて。
試したけどダメだったものはボツ品として記事最下部に並べているので、「そりゃアカンやろw」なんて眺めていただけると幸いです。
そして上の3つ、どれも持っていない方もいらっしゃるかもしれません。
その時はその辺に落ちている乾いた枯草でも十分燃えてくれるので、ポイントをちょっとだけご紹介しておきます。
薪を分類しておこう
初めての焚き火でうまく火が付かない時って、たぶん大体の方が大きな薪に直接火をつけようとしていると思います。
でも、木が燃え始めるには意外と火力が必要なんです。
なのでまずはこんな感じに薪のサイズを分類してあげます。
薪を購入される方は、燃やし始めだけ鉈などで細かく割ってあげるといいと思います。
木の皮って意外と燃え始めにくくて、中身を割って露出させるだけでも格段に燃えやすくなったりします。
乾いた枯れ草を大量に持ってきて最初に火をつけ、草が燃えているうちに細い薪→太い薪の順に上からかぶせてあげると引火してくれるはずですよ!
着火剤ランキング ボツ編
試してみたものの、うまくいかないものって多いんですね。
おまけとして載せておきます。
・揚げ
常温保存可能、出汁が染み込んでいるおかげでめちゃくちゃ美味しいお気に入りの揚げです。
料理にも使いやすいので、食べ物兼着火剤として使えたら面白いかな~なんて思ったのですが、まったく火がつきませんでした。
・日焼け止め&ハンドクリーム
現地でふと「使えるんじゃない?」と思って試してみました。どちらもオイリーなイメージがあったので。
キッチンペーパーに薄く塗り広げて火をつけてみたところ、むしろ燃えにくくなることがわかりました。
・アルコールウェットティッシュ
「高濃度アルコール 50%配合」なんて書いてあるので燃やしてみたのですが、やはり水を多く含むため全然ダメでした。
そもそもこういったウェットティッシュ、紙ではなくレーヨンやポリエステルなどでできているため、燃えにくい(というか溶けちゃう)んですよね。
これからの季節は焚き火が楽しみですね。
お芋、焼かなきゃ…!!