川。
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川です。
釣りをしてみよう
特に深い意味はないのですが、ある日、ザリガニを釣って食べてみることになりました。
用意するのはスルメと、棒と、紐。
棒は釣り竿替わり。その辺で拾った木の枝で十分。紐も何でもいいです。
私は着火用に購入していた麻ひもを使いました。
棒に紐を結び付け、反対側にスルメを結びつけます。
これで準備はOK
Googleマップなどであたりをつけ、川へ行きます。
条件としては30cmほどの水深で、6月以降の暖かくなってからということらしいです。
地域によっては漁業権などで決まりがあるそうなので、釣りに行く前にご確認ください。
草の影を観察すると…いる!!なんかいる!!!
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モクズガニでした。ザリガニ狙いだったので、予想外の獲物です。
スルメを投げ入れると食いつきます。
カニは警戒心が強いのか、餌を持ったらその場で食べずに巣穴に持ち帰ろうとします。
巣穴の中に帰られるとやっかい。8本の脚で踏ん張るので逃げられてしまいます。
巣穴に戻る前に紐を引っぱって、綱引きをします。
一気に引っ張ると餌を離されてしまうので、少しずつ。
うまくいけばカニの脚が地面から離れるので、水中をゆっくりとこちらへ引っ張ります。
捕獲するときは1瞬の勝負。
水から上がるとすぐに餌を離されて落ちてしまうので、落ちる前にバケツで下からすくい上げます。
ゲット。
更に2時間ほど粘り、最終的にモクズガニ2匹とザリガニを1匹ゲットしました。
ザリガニはカニと比べると簡単です。軽いし、踏ん張ってこないからね。
スルメを食べ始めたところでヒョイッと持ち上げれば捕まえれます。
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※茶色いザリガニですが、ハサミにトゲがあって顔が尖がっているためアメリカザリガニです。
泥抜きをしよう
さっそく持ち帰って食べましょう。
と言いたいところですが、川で捕れたものをそのまま食べると臭いので、まずは泥抜きをします。
カニとザリガニは魚と違い、カルキ抜きをする必要がありません。
そのためバケツに入れて水道水に浸け、数日水を交換するだけで大丈夫です。
どちらも過密状態になると共食いをしてしまうそうなので、お気を付けください。
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4日目でほとんど泥が出なくなりました。
この間餌は与えていませんが、4,5日ぐらいであれば餌なしでも生きるようです。
特にカニを掴むときは、ハサミで挟まれないようにトングがあると便利でした。
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茹でてみる
毎日水を変えて世話をしているとだんだん可愛くもなってきたのですが、食べます。
どちらも塩ゆでにしてみました。
鍋を火にかけ、カニを入れます。
必ず蓋をすること。逃げようと暴れまわります。良心が傷む。
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しばらくするとすっかり大人しくなってしまい、
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赤くなります。良心が傷む。
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結構たくさん灰汁が出ました。
食べてみた
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残念ながら、食べる時の写真は撮り忘れていました。
●モクズガニ
→脚とハサミは食べやすくて美味しい。カニの味がする。カニの味!!!
味噌はお酒のアテといった風味だけど、苦みが強くて一口でいいかな、という感じ。
もう少し泥を抜いた方がよかった…?
圧倒的な可食部の少なさで、タラバガニってすげ~!と思った。
●ザリガニ
→エビと同じように、頭と殻を取った胴体が食べられる。
正直、美味しかった。想像以上に美味しかった。
イメージとしてはプリっとしていないエビのような感じ。
食べる手間とか可食部とか考えて、これは引き続き捕まえて食べてもいいんじゃないかと思う。
とうことで結論、
カニよりもザリガニの方がうまい。
ほんと、アメリカザリガニが予想以上に美味しかったんですよ。
池とか川とかその辺で釣れるので、エビが食べたい方は代替品として捕まえに行ってもいいんじゃないでしょうか。
淡水生物のため、必ず火を通して食べてね!!